「いい転職」をするために知っておきたい3つの円と2つの視点。




転職活動に関する情報って世の中に溢れていて、ネットでも情報を取れるし、友人や知人からも話を聞くことがありますよね。

情報を取ること自体はそんなに難しいことではないのかなと思います。すべてではないものの、それらの情報ってある程度正しかったりもするものです。

ただ、その情報って「転職活動」という世界の中の、どの引き出しに入るのか、という整理ができているかというと、整理できないケースが大半なのだと思います。

  • 転職をしたいと思っているが、失敗したくないと思って情報収集ばかりしてしまっている。
  • 転職活動に関する情報が多すぎて整理できていない。
  • 「いい転職」ってどんな転職なのかをざっくり知りたい。

あなたがこんなことを思ってこの記事を見てくださっているのであれば、参考になる話を書いておりますので、ぜひ最後まで読んで読んでみてください。

人材業界に身を置く人間の視点から、転職活動の考え方について書いてみたいと思います。いい転職って何なのか、を考えるヒントにしてください。

転職活動に関する情報を整理する3つの円。

まずは3つの円から。下の図を見てください。転職活動の世界観を整理するのに、この3つの概念を使うとよいです。

  • WILL 自分の内側から湧き上がってくるもの。

例:どんなときにやりがいを感じるか、働くうえで大事にしたいこと、逆にこれだけは我慢ならないこと、これからやりたいこと、ありたい姿、など。
平たくいうと、価値観、みたいなもの。

  • CAN 個人の方が持っているプロフィール。

例:年齢、学歴、業界経験、職種経験、商材、PCスキル、言語スキル、資格、など。

  • MUST 法人側が求めているプロフィール。

例:個人側に同じ。

いい転職先を探す2つの視点。

次に2つの視点についてです。上記3つの円を使って、2つの視点で情報を整理します。

CANとMUSTの視点:できるかどうか

中途採用における内定・合否は、CANとMUSTの重なり合い具合で決まります。つまり、上記CANとMUSTの重なり合う部分が大きければ大きいほど、内定が出る確率が高かったり、年収が高く出やすかったりするわけです。※年収については個別企業事情にもよるので一概には言えませんが。

これは新卒採用との違いでもあります。新卒の場合は、基本的にCANとMUSTが乖離した状態になります。学生さんには社員としての実務経験がないのが一般的なので、ポテンシャルを見込んでの採用、となるわけです。よって、※勉強の偏差値が高い大学に行くと、規模の大きい会社に行ける、みたいな現象が起きるわけです。
※とても単純化した話をしています。

中途の場合はここに、経験やスキルという要件が加わってきます。よって、私は今大手にいるから異業界の大手からも必ず内定がもらえる人である、とか、今年収1,000万円だから転職市場では1,000万円以上は出してもらえる人材です、という前提は持たない方がいいということになります。

大手から中小・ベンチャーにはいつでも行けるが、中小から大手には行けない、という決めつけをしている人に会ったことがありますが、そういうのも違うわけです。

あくまでもCANとMUSTが合致すること、これが大前提になります。

WILLの視点:価値観が満たされるかどうか

1の視点で書いた通り、CANとMUSTが合致すれば、内定を得られる可能性は高くなります。そして出た内定に対して、受諾をしますという返事をすれば、転職はできます。

極端な話をすると、WILLに関係ない求人で選考を受けたとしても内定を得られる可能性はゼロではありません。
※当然この辺りは面接官の方々も分かっておられるので、完全に価値観とずれている場合は出ないでしょうが、理屈の上ではという話です。

では、WILLすなわち価値観が欠けた転職ってどういう転職でしょうか?転職はできたのだが、価値観が満たされない、また転職したくなる。。。

つまり、短期離職の温床になるのが、WILLが欠けた転職です。WILLは外的要因(年収・環境など外から与えられる要因)以外のもので言語化することをお勧めします。

まとめ いい転職って?

話をまとめると、求人を見たりや仕事を探していくときには、

  1. CANとMUSTの視点=できそうか
  2. WILLの視点=価値観が満たされるか

という2つの視点で見ていかれるとよいと思います。

世間でいう「いい転職」って要するにこのWILLとCANとMUSTの3つが重なり合うところでできた転職なんですよね。

今より有名な会社に入ったとか、年収が100万円上がったとか、そういう転職がいい転職っていう認識も世の中ではされていると思いますが、それはあくまで、その転職が本人が望んだWILLに合致していれば、の話であると思った方がよいでしょう。

3つの円を描いて、自分にとっての「いい転職」を見つけるヒントにしていただけたら嬉しいです。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です