自己分析のやり方とポイントについて。一番大事なのは「過去」と向き合うこと。




就職活動や転職活動において、自己分析というものをしましょうとよく言われますよね。

あなたは自己分析のやり方について、自分でイメージできていますか?

就職活動においては必須の過程、と言っても過言でないくらい、自己分析をしましょうと言われています。自分を知るという意味で、それをやること自体は良いことだと思います。

が、一方でやり方が分からないことが原因で、上手くやれていない人が多いのではないでしょうか?

  • 自己分析をしようと思っているけれど、何から始めたらよいのか分からない。
  • 自己分析で注目すべきポイントを教えて欲しい。
  • 自己分析に終わりがなくて困っている。

もしあなたが上記のようなことに悩んでいるのであれば、ぜひ最後まで読んでください。

自己分析のやり方について、私の考えをまとめてみたいと思います。
キーワードは、過去過去過去!です。

徹底的に過去と向き合え!

自己分析をするときに、過去・現在・未来の時間軸の中で最も重要なのは過去であると私は思います。

自己分析=自分を知ること、であるとすると、自分が何によってできているのかを知る必要がありますよね。

自分が何によってできているか、私は「過去の意思決定※」によってできていると考えます。
※意思決定=ある選択をした理由

平たくいうと、今の自分は過去の自分の選択の積み重ね、延長線上に存在している考えるわけです。

そもそも、キャリアという言葉がありますが、その語源は「轍」車輪が通った跡、です。

つまり、キャリアとは過去のものなんですね。

にもかかわらず、就活などの場では「将来どんなキャリアを考えていますか」「5年後10年後どうなっていたいですか」と未来を描かせようとする圧力がかかる場面が多くあります。

未来は不安定です。なぜなら世の中がものすごいスピードで変化するし、自分の考え方や価値観もどんどん変わるからです。

人気企業ランキングにランクインしている企業の顔ぶれも、10年前と今とでは大きく変わっているわけです。

就職当時人気だった業界のトップ企業に勤めている方が、リクルーターとして就活生に会った時、こんなにも不人気業界として見られていることに不安を覚えた、といってキャリア相談に来たこともありました。

それに対して過去は安定しています。過去は既に起きたことですから、事実は変わりません。それに対する意味付け、評価は変わるかもしれませんが、事実自体が変わることはないです。

自分が何者であるかを知る際に、不安定な未来と安定した過去、どちらを頼りにすればよいか、私は過去だと思うわけです。

すべては自分で決めている。理由ときっかけの違い。

過去について振り返るときに、注意するとよいポイントがあります。

「理由ときっかけの違い」についてです。詳しくは「理由ときっかけの違い」の記事に書いたので、読んでみてください。

簡単に説明すると、人は物事の理由を聞かれたとき、無意識のうちに理由ではなくきっかけを答えていることが多い、さらにいうと、きっかけを理由だと思っていることが多い、ということです。

例えば、キャリアカウンセリングの現場ではこんなことが起こります。


・自分 今日はどんなことを相談したくてお越しいただきましたか?
・相手 いや、特に。。
・自分 そうですか、どういったご理由で本日のキャリアカウンセリングをご予約いただきましたか?
・相手 登録したら電話がかかってきて話しさせて欲しいって言われたんで。
※ここで相手は、理由ではなくきっかけを答えています。
・自分 そうでしたか、ありがとうございます。それでは電話がかかってきて、時間をとってもいいと思った理由は何ですか?
・相手 何となく今の会社にいるのが不安で、転職も考えようかなと思って、話聞いてみようかなと思って。
※ここで相手は、予約をした理由を答えています。


自分の決断の理由について傾向を知ろう。

すべての決断は自分がしている、という前提の下で、過去について振り返ってみましょう。

過去のどの部分を振り返るかについては、決まった答えはないと思いますが、意思を決める・選択をするという要素がイメージしやすい、下記のようなテーマがよいでしょう。

  • 習い事
  • 進路
  • 部活
  • バイト
  • 就職
  • 転職
  • ・・・など。

他にも、買い物とか人間関係とか、選択を意識できることであれば何でもよいと思います。もちろん、きっかけを一つに絞る必要はないです。色々な側面でやってみるとよいと思います。

何かのテーマを決めて、自分の意思決定を振り返ってみましょう。何度も言いますが、理由ときっかけは分けて考えましょう。

  • なぜそれをしようと思ったのか?
  • なぜそれを続けたのか/続けなかったのか?
  • ・・・など。

色んな角度から「その選択をした理由」を書き留めていきましょう。

そして、その意思決定について書きだしたら、「評価」をしてみましょう。その意思決定について、今の自分はどう思うか、を書いてみるのです。

  • 選択の理由にどんな傾向があるか?同じような理由で物事を決めていると感じないか?
  • その意思決定をしてよかった?間違っていた?
  • よかったならどういうところが?今後も同じようにしていこうと思うか?
  • 間違っていたならどうすればよかったと思う?今後どうしていこうと思う?

れをいくつかやると、自分の意思決定に傾向や癖、一貫性が見えてくると思います。そこに表れる傾向や一貫性こそが、自分、です。

まとめ

まとめてみると、自己分析をするときは過去の意思決定を振り返りましょう、ということです。

故スティーブジョブズ氏の名スピーチの中に、下記の言葉があります。

you can’t connect the dots looking forward,
you can only connect them looking backwards.

個人的にとても好きな一文です。

今の自分を知る手がかりは、過去にしかありません。

今の自分は過去の選択の積み重ねでできています。

すべての選択は自分がしています。きっかけは他人から与えられるかもしれませんが、選択は自分がしているのです。

ぜひ、自分の過去、選択をした理由、と向き合ってみてください。

今の自分が見えてくるはずです。




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