若いうちから実績を挙げて「できるビジネスパーソン」になりたい、そう思って社会人生活をスタートした方、多いのではないでしょうか。
今日は、若いうちから頭角を現すためにやるべきことを3つ書きます。3つとも私自身の新人時代の経験から思うことです。
どうせ仕事をするなら成果を残したいし、充実した気持ちで毎日を過ごしたいですよね。
私は入社1年目にどん底を経験し、2年目から新規開拓営業でトップの実績を挙げることができました。その経験「失敗と成功」から思う、スタートダッシュするためにすべきことを3つ紹介します。
もちろん、仕事だけが人生の全てではないし、私自身、何事もバランス感覚が大事であると思っている人間ですから、今日の話が誰にとっても正しいわけではありません。
ただ、もしあなたが「どうせなら若いうちから頭角を現したい」と思うのであれば、参考になると思います。ぜひ読んでください。
★CONTENTS★
その1 質よりも量にこだわること
仕事は質の高いものを追求するのが当然、目の前の仕事に盲目的に取り組むのではなくその仕事をする理由や効果的なやり方を考えながらやるべき、という教えにとらわれている人が多くいます。
確かに一理あります。仕事に工夫は必要ですし、頭を使ってやる仕事は楽しいし仕事をした気持ちにもなります。もちろん、質の高さを追求することに対しても反論するつもりはありません。
しかし、問題なのは「質にこだわることを言い訳に、量を軽視すること」です。
質 VS 量 経験が浅い時期は量を追いかける
例えば、新規開拓の営業について考えてみましょう。量を重視するAさんと質を重視するBさん、二人とも新入社員です。
Aさんはとにかく量をこなすことにコミットし、リストの上から下までひたすら電話をかけまくります。1日100件ほどテレアポをしています。
Bさんは量ではなく質だと思い、リストの中から商談に繋がりそうだと自分で思う顧客をピックアップし、その顧客にかけていきます。テレアポのトークスクリプトを事前に1件1件考え、1日20件ほどテレアポをしています。
さて、どっちが実績を早く挙げられるようになるでしょうか?
私はAさんであると考えます。
もちろん、単純化した事例でありどんな業界のどんなケースでもそうなる、とは言い切れませんが、下記2つの理由から量を重視するAさんの方が実績に近づけると考えます。
質より量を重視した方が良い理由
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1 失敗と実践を数多く積むことができるから。
Aさんはテレアポをして断られる経験をBさんより圧倒的に多く積むでしょう。
失敗すると、どうやったら失敗するのかを考えること、発展して、どうやったら成功するのかを考えることができるようになります。
逆説的ですが、量を追うことが質を追うことにつながるわけです。
また、商談という実践の場を数多く積むことができます。テレアポ→商談→提案→受注、というのが一般的な流れでしょうから、ゴールである受注に近いフェーズをより早く多く経験することができるわけです。
テレアポで躓いている人をよそに、商談や提案というフェーズにおける失敗や工夫をすることができるようになります。
当然、ゴールに近いフェーズを経験できるわけですから、量にコミットするほうが有利なわけです。
2 ノウハウや経験がない中での「質」には効果を期待できないから。
この話のポイントは、AさんもBさんも新人であるという点です。
冒頭にも記載しましたが、質を意識したり工夫をすること自体は間違っていません。
問題なのは、経験がないのに質を重視することです。
商談に繋がりそうな顧客をピックアップしてかける → 商談したことないのになぜピックアップできるのか?
トークスクリプトを1件1件作ってかける → アポを取ったことがない人が作ったトークスクリプトがなぜ有効なのか?
冷静に考えるとそう思いませんか?
これが経験者である場合は別です。経験があってアポ取りの勘所が分かっているとか、自分なりの成功体験を持っていてそうするのが最も効果的であると自信を持っている人は、効率化して質を意識すればいいんです。
でも、何も持っていない新人のころからそれをやると、その勘所を身につけるための経験を、いつまで経っても積むことができません。
まずは量を追いかけてみる。質は量から生まれる、と考えましょう。
その2 上司や先輩を頼り「自分の実績」へのこだわりを捨てること
意外に思われたかもしれませんが、「自分の実績」へのこだわりは捨てたほうが良いです。
「自分の実績」へのこだわりとは、最初から最後まで自分一人で完結させることにこだわる、ということです。
これは私自身が陥って反省していることでもあります。
経験が浅い頃は、一つの案件を完結させるのにどうしても人の手を借りることが必要になります。
言い換えると、最初から最後まで一人でできないんです。なぜって初めてのことが多すぎて分からないから。
よって、案件は取ってくるけれど、大事な交渉の部分や提案の場面で上司の同行やサポートを依頼することになります。
それを何度か経験していると、「なんだか自分は横に座っているだけで、全部上司にやってもらっているな」という感覚に陥るわけです。
そして「早く自分一人で案件を回せるようになりたい」と思うようになり、上司や先輩への相談をしなくなったりするわけです。
もちろん、早く自立したいとか、一歩先の次元に行きたいという成長意欲があることはとても良いことです。むしろ大事にして欲しい。
一方で、「自分で実績を挙げる」のと「独りよがりになる」のは違います。
独りよがりの失敗談
私はこれで失敗をしたことがあります。
銀行員時代の話です。異動したばかりの支店で、ある融資の案件を引き継ぎました。似た形式の融資を前の支店で2件だけ経験していたので、自分でできるものだと思っていました。
しかし、初めて来る土地、経験したことのない顧客数や業務内容などから、その案件についてのボールを持った状態で1週間ほど経過させてしまったわけです。
経過報告のアポイントの場で、顧客から「で、出るの出ないの?もうだいぶ経つんだけど」と指摘をされ、ようやく上司に相談、何やってんだと叱られる始末。
最終的に急いで対応して事なきを得ましたが、とんだ独りよがり案件だったわけです。
あなたの実績はあなたの実績
人の手を借りて挙げた実績であろうと、自分一人で完結した案件であろうと、あなたの実績であることに変わりはありません。自信を持ちましょう。
むしろ人の手を借りて挙げた実績の方が、人を巻き込む力やコミュニケーション・報連相に抜け漏れがないなど、スキルを証明できる要素が多く含まれています。
「自分の実績=独りよがり」は捨てましょう。
その3 プライベートを「安定」させること
意外かもしれませんがプライベートの話です。そして、充実ではなく安定、です。
これは私の体験からそうすべきと確信していることです。端的に言うと、仮に恋愛をするなら過度なストレスがないように、ということです。
社会人になりたての頃、私には付き合い始めた女性がいました。
私はとても好きだったのですが、相手が私のことをそこまで好きではなかったという関係でした。80%と言われていたのを覚えています。
当時は、自分が好きなのと同じくらいの熱度でないことにストレスを感じていました。仕事とは全く別の話なので頭の中では分けているつもりでしたが、感情はそう上手くいきません。
平日は仕事が上手くいかなくてストレス、休日はプライベートでストレス、で気が休まる日がありませんでした。
それで、朝食でお米が食べられなくなる、朝の番組の音楽を聞くのが嫌でテレビをNHKにする、など良くない影響が出るということを経験しました。
全身に蕁麻疹が出る、急に片方の耳が聞こえなくなるなどのことも経験し、暗黒期だった記憶があります。
容易に想像できると思いますが、そんな状態ではいい仕事はできませんよね。
プライベートについて、決して無理に「充実」させる必要はないと思いますが、最低限「安定」はさせた方がよいでしょう。
やっぱり、いい仕事をするための基盤は安定していた方がいいに決まっていますからね。
まとめ
ここまで、若いうちから頭角を現すためにやるべきこと、について書いてきました。
まとめ 若いうちから頭角を現すためにやるべきこと3選
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仕事をするからには気持ちよくやりたいですよね。
今回の内容はアクセルを踏む方向性のものと、ブレーキを踏む方向性のもの、両方の内容が含まれてます。
持続的に、息長く活躍するためには、バランスが大事です。
参考にしてみてくださいね。




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