初心者必見!転職活動で初めて職務経歴書を書くときのポイントをまとめてみた。




職務経歴書って何を書けばいいの?自己PRってどうやって書けばいいの?少しでも書類選考が通るようになるにはどういうポイントがあるの?……など転職支援の仕事をしていると色々なご質問をいただきます。

前回の記事で、転職活動の進め方について書きました。【準備+応募】【書類選考+面接】【退職交渉+引継ぎ】という3つのフェーズで進むという話を書きましたが、そのフェーズごとの詳細を書きたいと思います。

転職活動の進め方。何を準備する?どれくらいかかる?始める前に知っておきたい3つのフェーズについて。

今回は【準備+応募】のフェーズから、職務経歴書の書き方についてです。

ネットで探せばテンプレートは手に入れられると思いますし、書類の作成ツールみたいなものも出てきていますよね。

ただ、内容として何をポイントに書けばいいのか、というのがいまいちピンと来ないという人も多いと思います。

残念ながら、「これを書けば必ず通る」という魔法のテンプレートはありませんが、最低限「分からないから落とすか」というケースを0に近づける書き方はあります。今日はそれについて書きたいと思います。

人事は忙しい。ピンとこない人とは会ってくれない。

大前提の話ですが、採用を担当している人事の方々は一般的に思われているより忙しいです。採用だけをやっているように思われがちですが、人事業務には採用以外にもいろいろなことがあります。

  • 新卒社員や中途社員の受け入れ準備
  • 研修の企画/準備/実行/後処理
  • 人事評価の実務
  • 人事異動の実務
  • 現場からの要望受付や調整
  • 労務管理
  • 給与計算
  • 外部(人材サービス会社など)との折衝

などなど、人と会って面接したり、説明会をしたりするだけが人事の仕事ではありません。当然、企業によって分業されているところもありますが、実に多岐にわたる業務をこなしているわけです。

そんな中、挙がってきた応募書類を見た時に、「うーん、うちのターゲットに合っているか分かんないな」となった場合、「分からないからお見送り」と判断されるケースが多いのです。

もちろん、採用熱度が高い求人であるとか、広いターゲットと会いたい、というスタンスの企業もあるので一概には言えませんが、現場へ面接を依頼するときに「なんでこんな経験の人通したの?」と言われるのを避けるためにも、やはりお見送りとされるケースも多く存在するのです。

「経験が足りる/足りない」の問題はどうしようもない部分がありますが、「伝わる/伝わらない」の問題は、書き方を気を付けることによって解決できます。

ポイントは「映像をイメージできるか」5W1Hを使って具体的に書く。

職務経歴書の項目は、前回の記事の通りです。それぞれの項目について、「伝わる」内容にするためのポイントを書いていきます。

職務要約:これまでの経験したことを3-5行程度で要約したもの。

ここには事実を書きましょうたまにセールスポイントや転職理由をこの項目に書く人がいますが、ここはあくまで「職務の要約」の欄のため、そういった内容は書かない方がよいです。

どうしても書きたい場合は、全体が長くならない程度に1-2個だけ書きましょう。例:●●賞を受賞し現在に至る/目標達成率は常に120%を超えている/一貫して××系のプロジェクトに携わっている、など。

職務詳細:所属企業や部署、職種、業務内容、実績などを詳細に記載したもの。

ここが職務経歴書の肝になります。しっかり、5W1Hを意識して具体的に書きましょう。

  • どこの部署に所属していたのか/その部署は何名ほどの規模の組織なのか。
  • いつからいつまでその部署に所属していたのか。
  • 自分は何職として働いていたのか/役割・ミッションは何だったのか。
  • 誰と仕事をしていたのか/誰に対して仕事をしていたのか:社内の折衝相手/社外の折衝相手……など。
  • 何を扱っていたのか/何に関わっていたのか。
  • どのように仕事をしていたのか:チームで?個人で?/新規開拓?ルート?/顧客先?自社……など。
  • どのくらいの規模の仕事をしていたのか:関わる人数/扱った金額/処理の件数や量……など。
  • 主な実績にはどんなものがあるか:プロジェクト内容/営業実績/社内施策の企画実績/表彰……など。
  • どうやってその実績を挙げたのか:工夫したこと/成功要因……など。

上記の点を具体的に、数値で表現できる項目は数値を用いて書きましょう。

例えばですが、社外の折衝相手について、同じ法人営業でも以下で全然イメージが違います。

× 法人向け営業
○ 主に中小企業向け営業。年商規模は1億円~50億円/業界は建設・IT・不動産・広告など様々/主に代表取締役と折衝。

経験/スキル:PCスキル、商材や業界に関する知識、職種の経験、などを箇条書きにしたもの。

特に決まりはありませんが、この項目は箇条書きにするのが良いです。文章にすると自己PRと混同して読みにくくなるからです。

例:○○(扱っている商材)に関する知識/○○業務(従事している業務)の実務経験/○○との折衝経験/実務レベルの英語力・・・など。

なお、PCスキルについては具体的に書いた方がよいです。たまにWord/Excel/PowerPointとだけ書く人がいますが、それをどの程度使えるか書かないとレベルが伝わりません。

PCは「どんな業務に」「どんな機能を」使っていたか書くとよいでしょう。

例:Word ○○(実務)に使用。Excel ○○に使用。四則計算/Vlookup/IF関数/ピボットテーブルによる集計/マクロ/VBAによる分析、など。

資格/語学:保有資格や語学力について記載したもの。

ここも箇条書きにしましょう。語学についてはPC同様、「どんな業務に」「どの程度」使っていたか書くとよいでしょう。

自己PR:職務経歴における自分の強みやセールスポイントを記載したもの。

基本的に社会人としての経験から書きます。ここは、特に制限がないので、文字通りPRしたいことを書いてOKです。ただ、ポイントが2つあります。

①エピソードだけで終わらないこと

よくお見かけしますが、ここに自分が頑張ったこと=出来事を書いて終わっている人がいます。
出来事(エピソード)は自己PRではありません。「そのエピソードに代表されるように自分にはこういう力があります」という一般化を必ず入れてください。
例:○○する力 → それを裏付けるエピソード / ○○することができます → それを裏付けるエピソード

②受けていく職種を意識した内容を書くこと

現職と同じ職種への転換であれば、これまでの実績等をもとに書けばよいですが、職種を変えての転職活動を検討される方は、少し変えた方がよいでしょう。

例えば、営業職をしていた人が事務職を中心に転職活動をする、という場合。
お客さんの懐に入り込むことができます!とPRしても、「それって事務と関係ないよね」となり、書いても仕方ありません。場合によっては減点のポイントになります。

よって、営業職だったけど事務業務を完璧にこなしていた、とか、事務をすることにこんなやりがいやこだわりを持っていて、自己研鑽もしている、なんて内容が書かれているとポイントが高くなります。

できる範囲で構いませんので、自分が受ける方向性と一貫性のある内容を記載しましょう。

まとめ

職務経歴書のポイントは、自分の経歴やセールスポイントを、しっかり伝えることにあります。

新卒のエントリーシートでは、興味を引くようなことを書く、とか、特徴的なことを書く、ということが優先されたかもしれませんが、中途の場合は「経験」のウェイトが大きくなるため、分かるように書くことが大変重要になってきます。

自分が書いている内容で相手に伝わるかどうか、第三者に見てもらったり、自分で見返したりしてください。

まずは、「分からないから落とす」をなくしていきましょう!




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です